にかいどうメンタルクリニック

旭川市出身。旭川北高校卒業。

 

北海道大学工学部電気工学科を卒業後、入社した日本電気(株)では、大型コンピューターの設計で配線パターンを自動生成するソフト開発に従事。

 

その後、北大工学部電気工学科に助手として勤務し、社会現象について応用数学とコンピューターを利用して解析する教育・研究に携わる。この頃、医学のコンピューターによる自動診断に興味を持ち、北大医学進学課程に入学。

 

医学生時代は妻子持ちだったため、少人数の進学塾を開いていたが、これがきっかけとなり、親の対応によって子どもの勉強に対する意欲を含む成長が大きく変わることを目にし、当初志望していた内科から児童精神科を目指すようになる。

 

北大精神科で1年間の研修後、昭和60年7月から滝川市立病院精神神経科に勤務し、赴任後6年目で児童・思春期外来を開設。

 

不登校の治療では独自の数学の学習指導（カウンセリング的学習指導）を当初から適用し、途中から箱庭療法も取り入れた。また、看護師や心理士にもそれぞれの治療を担当してもらうようになった。

 

予防も大事と考え、赴任8年目からは月1回で教師・養護教諭・看護師参加の児童・思春期問題研究会、赴任10年目からは週1回で親子参加の算数子育て勉強会を発足。

 

滝川市立病院に19年間勤務後の平成17年4月に『にかいどうメンタルクリニック』を開院。開院後もカウンセリング的学習指導、箱庭療法、そして上記の予防的活動も一定期間継続。

 

遠方からの親子が受診しやすいように、土曜日の午後も診療可能としている。

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